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ISBNの取得方法と費用|電子書籍・紙書籍に必要か解説

2026 5/05
出版ノウハウ
2026年4月25日2026年5月5日

ISBNの取得方法と費用|電子書籍・紙書籍に必要か解説

本を出版する際、「ISBNってどうやって取るの?」「費用はいくらかかる?」と疑問に思う方は多いです。この記事では、ISBNの取得方法から費用、電子書籍と紙書籍での必要性まで、出版初心者にもわかりやすく解説します。

ISBNとは?本の識別番号の基礎知識

ISBN(International Standard Book Number)は、書籍を世界的に識別するための固有番号です。日本では13桁の数字で構成され、書店やオンライン書店での流通管理に欠かせません。ISBNがあることで、Amazonや楽天ブックスなどのプラットフォームで書籍を検索・購入できる仕組みが成り立っています。

ISBNは「978-4-XXXX-XXXX-X」のような形式で、国コード・出版社コード・書籍コード・チェックデジットから構成されます。個人出版や商業出版を問わず、書店流通を目指すならISBN取得が必須です。

ISBNの取得方法|申請から発行までの流れ

日本でISBNを取得するには、日本図書コード管理センターへの申請が必要です。以下の手順で進めます。

  1. 出版者記号の申請:まず出版者(個人または法人)として登録します。オンライン申請フォームから必要事項を入力し、事業計画書や身分証明書を提出します。
  2. 審査:申請内容が審査され、通常2〜4週間で結果が通知されます。
  3. 費用の支払い:審査通過後、所定の登録料を支払います(詳細は次章)。
  4. 出版者記号の発行:支払い確認後、出版者記号が発行され、以降は自分でISBNを発番できるようになります。

発行後は、日本図書コード管理センターのシステムにログインし、書籍ごとにISBNを割り当てて登録します。初回申請から発行まで約1〜2ヶ月かかるため、出版スケジュールに余裕を持って申請しましょう。

ISBN取得にかかる費用と支払い方法

ISBNの取得費用は、取得する番号の数によって異なります。2026年4月時点の日本図書コード管理センターの料金体系は以下の通りです。

取得冊数 費用(税込) 適した出版者
1冊用 13,200円 初めて1冊だけ出版する個人
10冊用 22,000円 複数冊の出版を予定している個人・小規模出版社
100冊用 33,000円 年間10冊以上出版する中規模出版社

支払いは銀行振込が一般的です。個人出版の場合、まず1冊用で申請し、継続出版が決まったら追加登録する方法がコスト面で賢明です。なお、一度取得したISBNは返却や再利用ができないため、計画的に申請しましょう。

電子書籍と紙書籍でISBNは必要?

ISBNの必要性は、出版形態と販売チャネルによって異なります。以下の表で整理しました。

出版形態 ISBNの必要性 理由
紙書籍(書店流通) 必須 全国書店やAmazonなどでの販売に必要
紙書籍(自家販売のみ) 不要 イベント販売や自社サイトのみなら任意
電子書籍(Kindle・楽天Kobo等) 推奨(一部必須) プラットフォームが自動発番する場合もあるが、独自ISBNがあると信頼性向上
電子書籍(note・Brain等) 不要 プラットフォーム内完結型はISBN不要

例えば、Kindle Direct Publishing(KDP)では、ISBNがなくてもAmazon独自のASIN(商品識別コード)で出版できます。しかし、紙書籍と電子書籍を両方展開し、書店にも並べたい場合はISBN取得が推奨されます。また、図書館への納本や公的機関での採用を狙うなら、ISBNは信頼性の証として重要です。

ISBN取得の注意点とよくある質問

ISBN取得時によくある疑問と注意点をまとめました。

Q1. ISBNは1冊ごとに新しく取得する必要がある?

はい。同じ内容でも、改訂版・文庫版・電子書籍版など版型が変われば新しいISBNが必要です。

Q2. 個人でも出版者記号は取得できる?

できます。屋号や個人名で申請可能です。ただし、事業実態(出版計画)の説明が必要です。

Q3. ISBN取得を代行してもらえる?

一部の出版代行サービスでは、ISBN取得サポートを提供しています。cortis出版でも、書籍制作と合わせてISBN取得代行を承っています。

また、ISBNを取得したら国立国会図書館への納本義務が発生します(納本制度)。出版後、指定部数を送付する必要があるため、スケジュールと予算に組み込んでおきましょう。

まとめ|ISBN取得は出版の第一歩

ISBNの取得は、書店流通や信頼性向上に欠かせないステップです。費用は1冊用で13,200円、申請から発行まで1〜2ヶ月かかるため、出版スケジュールに余裕を持って準備しましょう。電子書籍のみならISBN不要な場合もありますが、紙書籍や幅広い販路を狙うなら取得が推奨されます。

「申請が面倒」「何から始めればいいかわからない」という方は、出版代行サービスの利用も選択肢です。cortis出版では、ISBN取得サポートから原稿制作、流通手配まで一貫してサポートしています。

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