速報 / sge-ai 
背景:CWM共通アセット(2025年9月) 出典リンクは本文内「一次情報」参照
ChatGPT「Projects」無料開放、OpenAIはオープンウェイト「gpt-oss」も展開中
「GPTが全部無料化」ではありません。正確には、① ChatGPTの“Projects”がFreeでも利用可、② オープンウェイトのgpt-oss(120b/20b)がApache 2.0で公開という2本立て。使えること・使えないこと、実務インパクトを要点整理。

① ChatGPT「Projects」がFreeで使えるように
- 対象:ChatGPT Freeを含む全ユーザーで段階的に展開
- できること:チャット+ファイル+カスタム指示をプロジェクト単位で一元管理、プロジェクトごとのメモリ設定も可能
- 上限:Freeは1プロジェクト最大5ファイル、Plus/Go/Eduは25、Pro/Business/Enterpriseは40
- 補足:Web/Androidで提供、iOSは順次反映
② オープンウェイト「gpt-oss-120b / 20b」を公開(Apache 2.0)
- 性質:オープンウェイト。ChatGPTやOpenAI APIで直接は提供されず、自前環境/ホスティングで実行
- ライセンス:Apache 2.0(商用OK)
- おおよその位置付け:実務系推論・ツール使用に強み。
20b
はコンシューマGPU/VRAM 16GB級でも動作を想定
要点の比較(誤解しやすいポイントを一望)
項目 | ChatGPT「Projects」 | gpt-oss(120b/20b) |
---|---|---|
提供形態 | ChatGPTの機能(Freeでも可) | オープンウェイト(モデル配布) |
費用 | 機能自体は無料開放(Free) | モデルは無料配布/実行コストは自前 |
主な用途 | 長期タスク管理、ファイル連携、文脈維持 | 自前推論、社内運用、カスタマイズ |
ChatGPT/APIでの利用 | ChatGPT内で利用 | 提供しない(自前/ホスティングで実行) |
ライセンス | (機能のため該当なし) | Apache 2.0 |
最短アクション
- Projects:ChatGPTを開き → 左サイドバー「Projects」を作成 → ファイルを添付(Freeは最大5ファイル) → 目的別にカスタム指示を保存
- gpt-oss:モデルカードと導入ガイドを確認 → 実行環境(オンプレ/クラウド)を用意 → 小さなワークロードで推論品質を検証