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ChatGPT「Projects」無料開放、OpenAIはオープンウェイト「gpt-oss」も展開中

「GPTが全部無料化」ではありません。正確には、① ChatGPTの“Projects”がFreeでも利用可② オープンウェイトのgpt-oss(120b/20b)がApache 2.0で公開という2本立て。使えること・使えないこと、実務インパクトを要点整理。

公開日:2025-09-04(JST) 最終更新:2025-09-05(JST) © Cortis Web Magazine
ChatGPTのProjects無料開放とOpenAIのgpt-oss公開を伝えるヒーロー画像(CWM共通背景)
背景:CWM共通アセット(2025年9月) 出典リンクは本文内「一次情報」参照

① ChatGPT「Projects」がFreeで使えるように

  • 対象:ChatGPT Freeを含む全ユーザーで段階的に展開
  • できること:チャット+ファイル+カスタム指示をプロジェクト単位で一元管理、プロジェクトごとのメモリ設定も可能
  • 上限:Freeは1プロジェクト最大5ファイル、Plus/Go/Eduは25、Pro/Business/Enterpriseは40
  • 補足:Web/Androidで提供、iOSは順次反映

② オープンウェイト「gpt-oss-120b / 20b」を公開(Apache 2.0)

  • 性質オープンウェイト。ChatGPTやOpenAI APIで直接は提供されず、自前環境/ホスティングで実行
  • ライセンス:Apache 2.0(商用OK)
  • おおよその位置付け:実務系推論・ツール使用に強み。20bはコンシューマGPU/VRAM 16GB級でも動作を想定

要点の比較(誤解しやすいポイントを一望)

項目ChatGPT「Projects」gpt-oss(120b/20b)
提供形態ChatGPTの機能(Freeでも可)オープンウェイト(モデル配布)
費用機能自体は無料開放(Free)モデルは無料配布/実行コストは自前
主な用途長期タスク管理、ファイル連携、文脈維持自前推論、社内運用、カスタマイズ
ChatGPT/APIでの利用ChatGPT内で利用提供しない(自前/ホスティングで実行)
ライセンス(機能のため該当なし)Apache 2.0

最短アクション

  • Projects:ChatGPTを開き → 左サイドバー「Projects」を作成 → ファイルを添付(Freeは最大5ファイル) → 目的別にカスタム指示を保存
  • gpt-oss:モデルカードと導入ガイドを確認 → 実行環境(オンプレ/クラウド)を用意 → 小さなワークロードで推論品質を検証

一次情報

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