Metaは2025-08-06、Instagramにおける新機能として「リポスト」「ReelsのFriendsタブ」「Instagramマップ」を公表しました。Friendsタブはグローバルで展開、マップは米国から順次ロールアウト。友人由来の発見導線が増えることで、二次拡散と来店・イベントなどロケーション文脈の活用余地が広がります。本稿では一次情報を基に、仕様の要点と運用面の着眼点を解説します。
今回の発表は、友人との接続を強化する3つの機能が中心です。運用者にとっては「友人の関与」をきっかけとした発見経路が増え、クリエイターにとってはフォロー外への自然到達の可能性が広がります。プライバシー面では、位置共有がオプトイン(任意)で詳細に制御できる設計が示されました。
友人由来の推薦面が強化されることで、フォロー関係に依存しない到達が広がります。ブランドや店舗運用では、友人が語りやすいフック(短い問い、比較、小テスト、メモを添えたリポスト誘導)を意識したクリエイティブが必要です。UGC(ユーザー生成コンテンツ)を促進する企画と併せ、位置タグ活用や来店導線の設計を見直す好機と言えます。
SEO/UXの観点では、リールの二次拡散データを「発見経路」として扱い、サイト側の受け皿(プロフィールリンク、LP、来店予約動線)の最適化が重要です。特に地域ビジネスでは、マップ×ストーリーズの連携により「近接ユーザー」への接触機会が増し、MEO文脈での波及効果も見込めます。